世界との万有引力
鎖国の時代に生まれず、この恵まれた時代に。『なら行かないでどうする!』と決意。今日も万有引力は俺と地球の間で引き合う。大学生の世界一周撮影記。
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2009年9月22日に日本を出発!!

西カナダ⇒西アメリカ⇒東海岸

⇒メキシコ⇒欧州⇒メキシコ⇒イースター島⇒ブラジル

⇒ボリビア⇒アルゼンチン⇒パラグアイ⇒ぺルー

⇒イギリス⇒フランス⇒オランダ⇒ベルギー⇒ドイツ

⇒イタリア⇒スイス⇒ハンガリー⇒チェコ⇒東欧

⇒ヨルダン⇒エジプト⇒ケニア⇒イスラエル⇒台湾

⇒香港⇒マカオ⇒タイ⇒そして帰国・・・

ロンドンで、すべての荷物(写真データ含む)を失い、

飛行機でロストバッゲージに遭い

ブラジルでカメラとパソコンを再度取られ、

路頭に迷いかけたけど 

無事帰国しました!!

勝手に独断と偏見から、

『日本から苦労してでも、

      もう一度来たいランキング更新中↑↑↑』

 

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僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ・・・

これは、



アントワープ郊外の小さな農村の外れに住む

少年と忠実な老犬

による悲しい物語。







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少年は、貧しいミルク運搬業で、生計を立てていた。






少年には、

唯一の親友で風車小屋の一人娘アロアがいたが、

身分の違いから、そのアロアの親から目の敵にされる。


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そして、街からのミルク買い取り業者に仕事を奪われる。

これは、村人たちの嫌がらせでもあった。




さらには、

村の風車小屋火災の犯人の濡れ衣を着せられる。


畳み込むように、寝たきりだった祖父も亡くなり、

クリスマス前日に家賃滞納の名目で、

住んでいた小屋から追い出されることに。







実は、この少年、地元で育った

かの有名画家

ルーベンス

に憧れ、絵描きを目指していた。


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そんな少年が耳にしたニュース。

アントワープの町でルーベンスにちなんだ絵のコンクールが開かれ、

1等には大金と、絵の勉強も出来る資格というもの。




こんな夢のような条件、なんとかモノにしたい少年。

だが、応募は、普通、紙でなくパネルで行われるらしいことを聞き、

パネルを買うお金すらない彼を不憫に感じたお祖父さんは、

無理をして、パネルを買ってあげたのはいいものの、

それが祟って、倒れてしまうのだった。




そして、コンクール結果。
アントワープの市庁舎前で行われた。


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しかし、一位受賞は、ステファン・キース・リンゲル。
彼の名前ではなかった。






失意の中、彼は何を思っていたのか。

この受賞賞金で、家賃を払うと約束していた少年は、

厳しい吹雪の中、家を出て、

たどり着いたのは、

アントワープ大聖堂。


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その大聖堂の中に飾られるは、ルーベンスの2枚の傑作

『キリスト昇架』 『キリスト降架』







普段はカーテンに覆われているはずのその絵が、







風でカーテンが開いていた。















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『キリスト昇架』


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『キリスト降架』




・・・あぁ・・・、これが、これがボクの見たかった二枚の絵なんだ・・・



マリア様・・・ありがとうございます・・・なんて、なんて素晴らしいんだ・・・










ここで、あの老犬が、少年を追って大聖堂に到着。




お前ここを探してきてくれたんだね。分かったよ。


お前は「いつまでも僕と一緒だ」って、そう言ってくれてるんだね…。ありがとう。

僕は見たんだよ。一番見たかった、ルーベンスの2枚の絵を。

だから、だから僕は今凄~く幸せなんだよ。

疲れたろ…。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。


パトラッシュ・・・。




























ご・ご・・号泣!!




だめだ、だめだ。


長旅で、もともとゆるい涙腺がさらに弱くなっとるぜ!


こうして振り返ってみると、

なんともかわいそ過ぎる話じゃね。


少年ネロは、最後まで、自分が死ぬ最後まで、

誠実一本 で通した。




そこが、日本で愛される所以じゃね



というのも、俺はすっかり忘れとったけど、

あの最後の夜、

実は、雪道で財布を拾っとる。

しかも、あのお金持ち一家アロアの全財産が入った財布。

それを、律儀に届けるネロ。


これが、日本人に受け入れやすい精神。

自分の信念を通した。

義を通した。







しかも、財布の件を知ったアロアの親父は、

今までの仕打ちを悔い改めて、養子扱いするという決心ぶり。

さらに翌日に、コンクールでネロの才能を認めた著名な画家が、彼を引き取りに来る。





こんなラストはあんまりじゃないか。


ネロたちが亡くなったあと、どんだけの人が悔い切れん思いになったことか。

アロアなんかトラウマになったんじゃないか。







実は、この『フランダースの犬』、

地元や欧米では、あんまり人気なかったりする。

日本での異様の人気ぶり

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そうなった経緯については、いろいろ説があるらしいんじゃけど、



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(今やパチンコ台まで登場)

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(大聖堂のドまん前に立つ記念碑

思いっきり日本語・・・笑)


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(スポンサーは世界のトヨタなら文句ないじゃろう)




欧米では、

主人公が、逆境や過酷な運命に逆らずに死んでいくなんて、


絶対ダメ


なんじゃって。




なるほどね。

俺の解釈違いかもしれんけど。

欧米的には、

財布を拾ったなら、それで生きろっていうことなんかな?


この精神構造からも、欧米の強さの秘密がわかる気がする。


美しくなくていい。

泥くさくていいけぇ、生き抜け。




そんなメッセージを子供たちに与えたいんかな。






実は、もうひとつ 

裏話 があるらしい。

当時、フランダースの犬を放映しとったのは、

『こども名作劇場』の前身

『カルピスこども劇場』

そう、カルピスの完全なる出資。

そして、

当時のカルピスの社長が熱心なキリスタン!

内容にも、少しその意図が表れとるらしいけど。



なるほど・・・

確かにキリスト的な要素、結構あるかも。


最後、ネロとパトラッシュが天使に連れて行かれるなんて、

モロよね。



当時は、疑問に思わんかったけど。

外国の話じゃけぇこんな感じなんかな。くらい。





最初は、かわいそう一辺倒じゃったけど、

欧米人の考え方も、なるほどと思う部分もある。

これじゃあ、本当、残された人々が苦しむ死に方。

残されたアロアはどうなるんじゃろ。


ズル賢くても、

あと一日生きれば、画家になる夢が叶ったかもしれないのに。




どんな状況になっても、自殺を考えない。

そんときの状況を打破することをまず考える。

最後まで足掻く。







こんなことを、フランダースの犬を見て


教訓に加えた。



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2010/08/05 (木) 17:52:19 | | #[ 編集]
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2010/08/06 (金) 00:30:07 | | #[ 編集]
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